再チャレンジ検定制度の開始について
2023年11月1日
標記について、令和5年6月22日付「競輪に係る業務の方法に関する規程」の改正により、下記のとおり「再チャレンジ検定制度」が開始いたしますのでお知らせいたします。
記
1.制度の概要について
代謝制度の対象となりあっせん保留となった選手のうち、審査対象期間となる3審査期の間のいずれかに競走中等の落車負傷等によって最低出走回数に満たない期があった場合、タイム計測による検定により基準タイムをクリアした選手についてはあっせん保留を解除し、競走復帰することができる制度。
○2022年後期に負傷した選手で2024年1月受検申請のケース
※最低出走回数未満であることが条件
2.開始時期(予定)
第1回目:2024年2月に実施
(2022年後期・2023年前期・2023年後期の3審査期により代謝対象となり、あっせん保留となった選手)
※以後審査期終了時、半年毎に検定を実施
3.申請資格
下記①~③をすべて満たすこと。
① 「競輪に係る業務の方法に関する規程」第83条第1項第3号の規定に該当し、同規程第134条第1項第3号により選手出場あっせん保留と
なった者
② 代謝の対象となった審査期間(3期)の間に発生した競走中等における落車負傷等(自らの失格となった行為による落車負傷等は除く)に
より、31日以上の治療日数を要すると診断された身体損傷を受けた者
③ 診断された治療日数の属する審査期の出走回数が、当該審査期の登録審査用得点算定最低出走回数に達しない者
4.タイム計測
①実施場所 日本競輪選手養成所 JKA250
②実施時期 審査期間終了時から概ね2ヵ月以内
③実施方法 男子 スタンディングスタートによる1,000m独走
女子 スタンディングスタートによる500m独走
④合格基準 男子 1分9秒以内
女子 38秒以内
タイム計測は2回実施し、1回でも基準タイムをクリアすれば合格
⑤使用自転車等 JKA登録自転車、認定部品を使用する
ただし、250競走においてのみ登録、認定されたものは不可
(男子はスチール製フレーム、女子はカーボン製フレーム)
ギア倍数は男子4.00倍未満、女子3.80未満
ヘルメットは競輪用とし、服装・装備品については別途定める
5.その他
・合格者は検定実施後直ちに競走復帰できる。
・原則として合格者の過去審査対象3期はリセットされ、競走復帰した期は新たに1期目としての審査対象とする。
・合格者がいた場合であっても代謝制度による登録消除者は追加されない。
・再チャレンジ検定制度の受検は1回のみ。