平成20年度公益事業振興補助事業計画書 平成20年度における本会の公益事業振興補助事業計画については、依然として続いているオートレースの業績の低迷から厳しい財政事情となる状況を踏まえ、限られた財源を有効活用し、より一層効率的に事業を実施するため、以下のとおり、体育事業その他の公益の増進を目的とする事業のための補助を行うこととする。 また、「行政改革の重要方針」(平成17年12月24日閣議決定)に基づき、補助事業の一層の透明化・効率化等の観点から、平成18年度に外部委員から構成され補助事業の選定等を審議する補助事業審査・評価委員会を設置し、その主旨を踏まえて、補助事業の体系等の簡素化を図り、補助事業者により分かり易い補助方針としたところであり、平成20年度は、このような観点から見直された「平成20年度公益事業振興補助事業の補助方針」(平成19年8月1日公示)に基づき、補助対象事業の重点化を図りながら、オートレースの活性化にも配慮し、最大限の成果が得られるよう努めるものとする。 平成20年度における公益事業振興補助事業は 1.体育、医療・公衆衛生、文教・環境等公益の増進(以下「公益の増進」という。) 2.社会福祉の増進 3.非常災害の援護等 4.地域振興 に関する事業の分野において実施するものとする。 「1.公益の増進」及び「2.社会福祉の増進」の分野の補助対象事業は、(1)重点事業及び(2)一般事業に掲げる事業とする。このうち@重点事業は、特に積極的に支援する必要がある事業として、積極的に採択することとし、また、一般事業に比し有利な補助率を適用することとする。 この方針に基づき策定された計画の概要は、次のとおりである。 1. 公益の増進 (1) 重点事業 @文教・環境 ア 地域の文化・あそび等の体験学習による子どもの健全育成事業 (財)日本棋院 1件に2,989千円 A公益の増進に係る事業で、オートレースの理解増進にも資する事業 ア オートレースの全国的広報及び全国的な見地からする調査研究事業 (財)オートレース振興協会 1件に335,125千円 (2) 一般事業 @体育 ア 青少年、高齢者又は障害者を対象としたスポーツの振興のための事業 (財) 世界少年野球推進財団等 3件に41,708千円 A医療・公衆衛生 ア 検診車及び母子保健指導車の整備事業 (福) 聖隷福祉事業団 1件に10,500千円 B文教・環境 ア 文化の振興のための事業 (N) さいたま映像ボランティアの会 1件に21,753千円 イ 青少年の健全育成に係る事業 (財)すぎのこ文化振興財団等 2件に5,077千円 C @からB以外の事業で、公益の増進に特に資すると認める事業 ア 体育 (財) 全日本剣道連盟 1件に5,034千円 イ 文教・環境 (財) 車両競技公益資金記念財団 1件に10,000千円 となっており、以上の公益の増進における補助件数は11件、補助金総額は432,186千円である。 目次 / 1-1... / 2-1... / 3-1 / 3-2 / 3-3 |