第3部 自転車、小型自動車その他の機械工業の振興に関する事業 1.平成22年度機械工業振興補助事業については、限られた財源を有効活用し、より一層、効果的かつ効率的に事業を実施するため、「平成22年度機械工業振興補助事業の補助方針(平成21年8月3日公示)」【参考】に基づき、 機械工業における構造改革の推進のための事業環境の整備 地域の機械工業と中小機械工業の事業展開の促進 機械工業における循環型経済社会の構築に向けた取組みの促進 機械工業における国際交流の推進 の各事業分野に対し、機械工業の積極的な事業展開が図られること、我が国の経済構造改革の推進及び経済活力の向上等を実現することに資すると認められる事業を補助する。 以下の分野については、平成22年度における補助対象重点項目とし、それぞれの分野における事業を重点的に補助対象として採り上げる。 環境にやさしい自転車社会づくりに資する事業並びに自転車・小型自動車に関する事業の振興 我が国産業の国際競争力強化につながる、新産業分野、次世代有望分野等における先端的な研究開発、高度な部品・材料産業、資源・環境制約下におけるものづくり基盤産業の強化、製品安全対策の推進 「人財立国」の実現に向けた技術・技能の向上や継承、職業能力形成の強化並びに若手技術者の育成、青少年の理科離れ対策の推進 グローバル化、先端技術分野、産学官連携等に対応する知的財産(コンテンツやデザインを含む)の戦略的活用、模倣品対策等の推進 医療、教育・人材分野でのデジタル化推進、デジタル技術を活用した産業・地域の活性化及び新産業の育成、他分野の発展を支えるデジタル基盤の整備推進 中小機械工業の研究開発等を通じたイノベーション実現への取組み、販路拡大のための取組み等の推進 革新的な環境・エネルギー技術の研究開発、実証の実施による効率的な低炭素社会・循環型社会・自然共生社会システムの構築、資源の確保・開発・国際展開など資源大国の実現 21世紀の成長センターであるアジア諸国との情報通信ネットワークを含む連携強化と積極的なグローバル戦略の推進 介護支援、社会参加、身体機能代替の向上等の福祉・介護分野の新技術の開発・実用化及び障害者の自立支援や健康長寿のための機器開発等の推進 なお、補助方針に定める「社会的要請により特に緊急に対応する必要が認められる事業」の要請に対応するため、年度内に補助金交付要望の申請受付を実施する。 2.競輪・オートレースの社会貢献について、積極的な広報を行うとともに、時代のニーズを先取りした補助事業の新展開に関する調査研究を行い、平成23年度の補助事業へと反映させる。 3.事業の実施にあたっては、学識経験を有する者から構成される機械振興補助事業審査・評価委員会の意見を聴いて的確に行う。また、補助事業の一層の適正性を確保するため、補助金額の確定に際し、引き続き、外部監査を積極的に活用するとともに、外部監査活用の拡充に努める。補助の事業内容及び事業成果等の公表については、ホームページ等を活用するなど積極的な情報開示に努める。 目次 / 1-1... / 2-1... / 3-1 / 4-1 / 5-1 |