東日本大震災復興支援補助の第一回審査結果について平成23年5月26日 報道関係各位 財団法人JKA 会 長 石 黒 克 巳 東日本大震災復興支援補助の第一回審査結果について この度の東日本大震災に際し、広い範囲で多くの方々が被災されましたことに心よりお見舞い申し上げます。 (財)JKAでは、競輪・オートレースの売上げによる公益資金(予算規模1億円)を財源とする東日本大震災の被災地・被災者受入れ地での支援活動に対する補助事業(上限300万円)を、5月10日より募集を実施しております。(4月28日既報のとおり) このたび、第一回審査分(5月25日)として、応募のあった8件のうち5件(1件300万円上限)を下記のとおり内定致しました。 なお、同募集の審査結果につきましては、順次、本財団の補助事業ホームページ(RING!RING!)平成23年度東日本大震災復興支援補助一覧表でご紹介しております。 競輪・オートレースの売上げを、できるだけ多くの復興支援活動に役立てていただければ幸いです。 記 1.NPO 子どもの権利条約総合研究所 ⇒被災した子どもたちが意見表明・発信・参加できる仕組みの構築 (事業概要) @被災した子どもたちが「子どもの目・子どもの声」編集スタッフとして、自分の考え、提案等をメールを使って発信、寄せられたメールをまとめて「子どもの目・子どもの声」新聞として、ホームページ上で公開する仕組みの構築 A編集スタッフ交流会を開催し、子どもの意見表明や復興への参加を促進 2.一般社団法人 ピア ⇒被災地域のがん患者等のウイッグ(かつら)のニーズ調査・支援活動 (事業概要) @被災地域でのウィッグ(かつら)を紛失したがん患者などの人数やニーズ調査の実施 A被災地域でのウィッグ(かつら)の相談、調整依頼ができる美容師に対する講習会の開催、美容室マップの作成 3.認定NPO アレルギー支援ネットワーク ⇒被災アレルギー患者・家族への支援 (事業概要) @被災地で孤立しているアレルギー患者・家族への支援 Aアレルギー児が一人になっても周りからアレルギーであることが認識できる「緊急カード」の普及 B被災地におけるアレルギーに対する正しい理解を進めるアレルギー対応食の試食やイベントなどの実施 4.法政大学 ⇒被災市民調査の実施、仮設住宅エリアのニーズ調査 (事業概要) @被災者のニーズ調査、仮設住宅エリア等における総合支援拠点の機能と運営方法の提起 A拠点設立や住民主体的な取り組みにおける地域再生のモデル的実践が可能となるような支援の実施 5.NPO 多言語センター ファシル ⇒被災移民のための情報発信(タガログ語)を通じた移民コミユニティのネットワーク作り (事業概要) @震災関連情報が届かない日本語の理解が不十分な外国からの移住した被災者などに、正しい情報をコミュニティラジオとニュースレターでの伝達 AインターネットFMと臨時災害FM局を通じた支援情報や災害情報の提供 Bサポートのための移民コミュニティのエンパワメント支援 本件に関するお問合せ先 (財)JKA本部事務所 競輪事業部門 競輪広報グループ 広報チーム TEL.03−3239−9422 |