あけましておめでとうございます。
日頃から皆様には競輪事業へのご支援、ご協力をいただき心からお礼申し上げます。
昨年10月1日に競輪振興法人に指定され、特殊法人日本自転車振興会の業務を引き継ぎ財団法人日本自転車振興会の会長として初めての新年を迎えることとなりました。
本年は、競輪発祥60周年という記念すべき年であるとともに、8月には、4年に一度の世界的なスポーツの祭典であるオリンピックが北京で行われます。
競輪は、2000年のシドニーオリンピックから「KEIRIN」として日本発祥の種目では柔道に次いで正式種目に採用されており、その高いスポーツ性は他の公営競技にはない魅力があります。競輪界では引き続き「2008年北京オリンピック日本代表選手応援協賛競輪」を開催し北京へ向けて日本代表選手を応援していきます。
競輪をより多くの方に知っていただくために、昨年10月からは新しいコマーシャルフィルム「9ways」を制作し、放映しております。「勝利とは何だ」をテーマに9人の現役競輪選手が出演。今の社会を反映した様々な人の思いと競輪の持つ人間臭さを重ね合わせたこの作品が多くの方々と競輪をつなぐ懸け橋となってくれるものと思います。
また、競輪の売上金の一部が広く社会に役立っていることについても、TVコマーシャルをはじめ新聞や雑誌広告を使ってより多くの方に知っていただく努力をしていくとともに、昨年行った、1階ロビーを利用して盲導犬の写真展やロボット展を開催し、盲導犬の育成支援事業や先端的産業技術の普及促進に役立っていることを近隣住民の方にも知ってもらう等の活動を今年も引き続き行っていくなど、さまざまな機会をとらえて積極的にPRしていきたいと考えております。
競輪発祥60周年を迎えた今、私たちは「開かれた競輪」、「ときめきのある競輪」を提供していくことを目指し、お客様から親しみをもって楽しんでいただける競輪となるよう関係者が一丸となって努力をしてまいります。
競輪への変わらぬご支援、ご協力をお願いするとともに、皆様にとりまして今年が良い年でありますよう心からお祈りして、新年のご挨拶とさせていただきます。
財団法人日本自転車振興会
会 長 下重暁子
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